70過ぎても腰痛は治る
ウオーキング3年で得た5つの価値
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はじめに
現在71歳。継続しているもので皆さんにおススメできるものはウオーキングを毎朝30分程度していることです。
そのきっかけになったのがコロナ禍です。とにかくピーク時は、外出もままならず運動不足で、足や腰の力の衰えを如実に感じたからです。
実は10年ほど前にはジョギングを何年かしていました。走っている距離でも歩きに近いゆるいものです。それでも朝の散歩は癖になります。
ウォーキングのメリットは5つあります。それでも、腰痛の軽減は最も特筆すべきことです。
腰痛は、若い時からずっと続いていました。特に右足はつけ根から腰に掛けてしびれのような違和感がいつも残っていました。
ひどくなると腰全体が重くなり、さらに悪化すると腰全体に痛みが出てきます。歩くのもしんどい時もあります。
最悪は、ぎっくり腰です。若い時から時々襲い掛かりました。ちょっと屈んだ瞬間に激痛が走ります。原因不明な時が多いです。
ウォーキングのすすめ
歩いていても、始めたころは、普通の散歩でした。朝は、公園内を一周するだけで気持ちがいいものです。
しかし、正しい歩き方をいろいろ調べてわかった点は、だらだら歩いても効果はないということです。
まず、正しい姿勢で、背中を伸ばすようにしました。ちょうど頭のてっぺんが空に向かって吊り上げられたような感じで歩くことです。
次に、足で歩くよりも腰で歩くことがおすすめです。腰に意識を向けて腰を前に出す感覚をつかむことです。
極端ですが、徒競走のような感じで歩くことです。慣れるにしたがって早く、歩幅を少し広げていくといいようです。
毎日やっていくうちに自分のスタイルが身につきます。要は、腰と姿勢に意識を向けることです。
その他ウォーキングのメリットについて自分で感じた点をあげておきますので、参考にしてください。
腰痛の原因
そもそも、人間は四つ足で歩く動物とは異なり、直立二足歩行をするように進化してきました。
なので、背骨に垂直方向の力が強くかかり、腰に大きな負荷となってくるため、人間特有の症状といえます。
それを防ぐメカニズムとして、背骨のS字カーブで垂直方向の力を分散し、背骨と背骨の間の椎間板がクッションの役割を担っています。
加えて、腹圧(腹腔内の圧力)が腰椎を支え、腰を支える筋肉によって腰痛を未然に防いでいるのです。
特に、インナーマッスルといわれる、大腰筋、腸骨筋、小腰筋が腹筋の代表格です。この筋肉が低下すると腰に負担がかかります。
しかし腰痛は原因不明な場合が多いことも確かです。ほとんどの腰痛は原因がはっきりしない「非特異性腰痛」といわれています。
腰痛の85%が原因不明だといわれています。検査をしても、痛みの原因や異常が見つからないのです。
特に、ストレスが原因ということも最近わかってきました。精神的な負担で腰痛が悪化していたことも大きな原因です。
そこで、ウォーキングがなぜ腰痛の軽減につながるのかを紹介していきます。
パフォーマンスが上がる
年をとればとるほどパフォーマンスは落ち込んでいます。やることなすことがめんどくさくなります。
でも、早朝の散歩でパフォーマンスは上がりです。だから年を取れば来るほど朝は早く起きるからです。まさに黄金の時間です。
したがって、朝の2時間は体調が良好で、だんだんと気分は下がり続けます年寄は大事な仕事は午前中に済ませましょう。
代謝の促進
朝の散歩は代謝を活性化させ、エネルギーの生産を活性化させます。軽い運動は血液循環の促進や浄化メカニズムがはたらくます。
特に、脳が活性化されます。これにより、1日の始まりからエネルギッシュにいられる可能性がアップします。
ドーパミンは中枢(脳内)で主な神経物質として働くだけでなく、身体の隅々における抹消でも多くの機能を担っています。
例えば、腎臓をはじめとする内臓血管の拡張や、消化管における副交感神経への作用で胃の過剰な運動を緩和するなどの効果があります。
一方、中枢では、運動神経や認知機能、報酬と嫌悪、神経内分泌や視覚に加え、脳の覚醒や睡眠、機能学習、動機形成など行動を左右する物質として重要です。
ストレス軽減
自然な中を歩くことで、穏やかな気分になります。心身をリラックスさせ脳の働きも活性化されます。
特に、幸せホルモンと呼ばれている、ドーパミン、セロトニン、オキシドシン、ベーターエンドロフィンが放出されるのです。
今の散歩コースは山の一角の公園の雰囲気、森林浴にもなり、フィトンチッドが発散されて、副交感神経を刺激し、精神安定、ストレス解消に効果抜群です。
睡眠のサポート
朝は時計をし、正しい睡眠を維持することに貢献します。また、朝の散歩をすることで質の良い睡眠をとることができます。事実、散歩は深い眠りにつくことができます。
眠りは、高齢になるとなるほど浅くなりレム睡眠が多くなります。一方ノンレム睡眠は脳を休息させ、脳細胞の新陳代謝を促します。
まとめ
朝の散歩は脳に新鮮な酸素を供給し、血流を増やします。これにより、日々の集中力と認知機能が向上します。
このように、朝の黄金時間を演出する効果抜群で、1日を送ること請け合いです。特に高齢になるとなるほど効果は上がります。一度すると病みつきになります。
なので、ウォーキングはいつでもだれでもお金をかけずにできます。特に腰痛予防につながります。
寝てばかりいると腰痛になります。歩くことは腰に一定の負荷がかかります。負荷をかけることで腰痛の改善に導くのです。
加えて、朝のウォーキングは精神的な浄化につながり、有酸素運動でさらに酵素の活性化につながるというおまけがつきます。